メダンの夕べ 戦争と女たち(ルリユール叢書) | 幻戯書房
¥4,290 税込
残り1点
別途送料がかかります。送料を確認する
著者:アンリ・セアール , エミール・ゾラ , ギ・ド・モーパッサン , ジョリス゠カルル・ユイスマンス , ポール・アレクシ , レオン・エニック / 訳:安達孝信 , 足立和彦 / 出版社:幻戯書房
【内容】*版元サイトより
戦場、野戦病院、兵舎、総司令部などにおける「現実」を直視し、戦時下の軍人や女たちの生を鮮明に描き出すことによって、戦争美化の言説に抗議の声をあげる――パリ郊外のメダンにあるゾラ宅に集った、モーパッサン、ユイスマンスら6人のフランス自然主義作家が普仏戦争(1870-71)を記録、諷刺した短編小説集。本邦初完訳。
※『メダンの夕べ』:メダンはパリ郊外の小村。メダンのゾラ宅に、自然主義文学者ゾラに共闘の意を示す若き五人の文学青年たちが集い、ゾラと一緒に、普仏戦争を題材にした共作短編集を作ることになったことから付けられた題名。ゾラを除く五人の青年は二十歳前後で普仏戦争時に従軍。普仏戦争の現実こそ自然主義文学の対象にふさわしい題材と捉えた。
※普仏戦争:1870―71年、ドイツ統一をめざすビスマルク率いるプロイセンと、第二帝政下フランス(皇帝ナポレオン三世)との間で行われた戦争。スペイン王位継承問題をきっかけに、プロイセンの挑発に乗りフランス側から開戦。ドイツ諸邦はプロイセン側に立って参戦し、フランスに圧勝。敗れたフランスは、アルザス‐ロレーヌをプロイセンに割譲。第二帝政が崩壊したフランスではパリ・コミューンが成立。その後、第三共和制となる。
【目次】
序文
水車小屋の攻防 エミール・ゾラ
脂肪の塊 ギ・ド・モーパッサン
背囊を背負って ジョリス゠カルル・ユイスマンス
瀉血 アンリ・セアール
大七事件 レオン・エニック
戦闘のあと ポール・アレクシ
補遺一 (五十周年記念の再刊に寄せた)レオン・エニックによる序文
補遺二 メダンの夕べ―どのようにしてこの書が作られたか
註
『メダンの夕べ』年譜
訳者解題
【複数商品のご注文について】
送料は商品ごとに発生しており、複数注文をいただいた場合は原則として個別での発送を行わせていただきます。発送方法の変更などが発生する場合、事前にメールでご連絡を差し上げ、送料の調整を行わせていただきます。送料の変更および修正は当店側が善意で行っているサービスとなりますので、必ず行うということではございません。過度な要求が発生した際は、今後のお取引をお断りさせていただく場合もございますので、ご了承ください。(2025年8月規約改定)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥4,290 税込
