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【受注予約・12/1(日)締切】瀬古悠太編『怪獣・星人SFアンソロジー 巨獣よ、星雲の中で語れ』*ポストカード付【12月初旬発送】
¥1,500
予約商品
編:瀬古悠太 / 出版社:異星巨獣総合研究所 / Illustration Design:ももやまもぎゅへい *12/1(日)文学フリマ東京で初売の新刊。予約受注商品です。 *特典としてポストカードをお付けします。 *転売防止のため、一人一冊となります。 【内容】*版元サイトより 史上初『怪獣・星人SFアンソロジー』ここに誕生! 星雲賞受賞作家をはじめとする超豪華作家陣たちによる珠玉の一冊。全15作品、268ページの大ボリューム! こんな怪獣読みたかった!こんな星人読みたかった!あらゆる好きを詰め込んだ、怪獣好き、星人(宇宙人)好き、SF好きにはたまらない内容となっています! 【作者一覧】(敬称略) 【怪獣星人】 ・久永実木彦 【怪獣】 ・藍銅ツバメ ・瀬古悠太 ・朱谷 ・黄間友香 ・三峰早紀 ・茶山因 ・やらずの 【星人】 ・羽場楽人 ・瀬古悠太 ・筏九命 ・木江巽 ・そあ ・ハダリヒナコ ・夢想真 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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夜明け前 | 古山フウ、メグマイルランド
¥600
著者:古山フウ、メグマイルランド / A5サイズ 本文68ページ 【内容】*版元サイトより 古山フウ先生とメグマイルランド先生が初めて作った漫画の合同誌。 ◾︎古山フウ 「プレグナンシー夢十夜」 36ページ 妊娠中に見た奇妙な夢10個を短い漫画にした短編集 ◾︎メグマイルランド 「シヌマデノシンボウ」 30ページ 受け止めきれない(若しくは、受け止めてしまったからこその)言葉に崩れ落ちた人間の話。 ※古山フウ先生の作品はエッセイ漫画、メグマイルランド先生の作品はフィクション漫画です。 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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もぐらホリデ~vol.2 テーマ:オサイフ
¥500
【内容】*版元サイトより 7名の作家によるショート漫画の合同誌。 第2号のテーマは「オサイフ」 2024/11/17開催、COMITIA150で初売りの新刊 【参加作家】*敬称略 ・サイトウマド ・石山さやか ・圷見南子 ・古山フウ ・とあるアラ子 ・町田メロメ ・サカモトナオ 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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出産レポ漫画ほか|古山フウ
¥1,000
SOLD OUT
著者:古山フウ / A5 196p 【内容】*版元サイトより 古山フウ先生の出産レポ漫画と育児漫画日記 2024/11/17開催、COMITIA150で初売りの新刊 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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【受注予約・11/30(土)締切】(サイン本)ののもとむむむ『まぼろしと人間』【12月初旬頃発送】
¥2,200
SOLD OUT
著:ののもとむむむ / 出版社:SOFT MATINE *12/17(日) COMITIA150にて発売の新刊。予約受注商品です。 *ののもとむむむ先生にサインを入れてもらってからの発送となります。12月初旬頃の発送になります。 *転売防止のため一人一冊となります。 【内容】 ののもとむむむ先生が2019年~2020年に執筆した漫画+描き下ろし20pを加えた作品集。 *** 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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(サイン本+当店限定特典ペーパー付)佐鳥理『書棚の本と猫日和』
¥781
SOLD OUT
著:佐鳥理 / 発行:マイクロマガジン社 / イラスト:わみず *佐鳥理先生のサイン付き。 *小声書房限定特典ペーパーをお付けします。 【内容】*版元サイトより 流行に追われて自分を見失った美容師、訳あって本をお金に換えたい就活生、人を知るために本を読み込むバーテンダー、作品を読まれることを恐れるアマチュア作家、同居する孫と娘の不仲に心を悩ませる老婦人……。 新宿の片隅にある看板猫のいるシェア型書店『フレール』を舞台に巻き起こる“棚主”たちの物語。 本との出会い、そしてそこから始まる人の縁が、抱えていた悩みや苦労を知らず知らずのうちに浄化していく――。 読めば本への想いで満たされるシェア型書店エンターテインメント!
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台湾文学コレクション3 二階のいい人 | 陳思宏 | 早川書房
¥3,410
著者:陳思宏 / 訳者:白水紀子 / 出版社:早川書房 【内容】*版元サイトより 現代台湾を舞台に、時代と共に移り行く家族の形とセクシュアリティを見つめる物語 ベルリンの弟の家にやってきた台湾の高校教師。不慣れな外国に戸惑う日々の合間、彼女は美容院を営んだ亡母の顧客名簿をめくり、古い記憶をたどる。貧しい一家は母の裏の商売のおかげで生き延びたのだが――。疎外感を抱き生きてきた女性が出会うひと夏の物語 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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台湾文学コレクション2 風の前の塵 | 施叔青 | 早川書房
¥3,090
著者:施叔青 / 訳者:池上貞子 / 出版社:早川書房 【内容】*版元サイトより 日本統治下の台湾で生きた母の真実とは? 過去と現代を往還する台湾の巨匠の傑作長篇 日本統治下の台湾で弾圧される先住民の青年。日本人に憧れる客家人の写真家。日本人村で育つ警察官の娘、月姫。彼らは何を願い、誰を愛したのか? 時を経て、月姫の娘の無弦琴子は期せずして亡母の足跡をたどる。史実と幻想を織り交ぜて描かれた傑作歴史小説 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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台湾文学コレクション1 近未来短篇集 | 早川書房
¥3,090
訳者:三須祐介 / 出版社:早川書房 【内容】*版元サイトより 先端技術を敬遠する母と反発する娘を描く「2042」、恋する相手のデータを収集する女性の行き過ぎた愛情の行方を語る「USBメモリの恋人」、逃げた介護ロボットの真相を痛切に描く「小雅」など、台湾の実力派作家たちの選りすぐりの傑作SF8篇を収録 【著者一覧】 賀景濱 湖南蟲 ?麗群 姜天陸 林新惠 蕭? 許順? 伊格言 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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メメント・モモ | 八島良子 | 幻戯書房
¥3,520
著者:八島良子 / 出版社:幻戯書房 / 四六判上製 【内容】*版元サイトより コロナ禍の瀬戸内海・百島。愛豚・モモと向き合った333日の記録。 行政と折衝を重ね、どう屠ったか。 そこに理由を見出すのは、きっと人が生きやすくなるためでしかない。 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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野生のうたが聞こえる | アルド・レオポルド | 筑摩書房
¥1,540
著者:アルド・レオポルド / 訳者:新島義昭 / 出版社:筑摩書房 / 文庫判 400頁 【内容】*版元サイトより オークの年輪、ヤマシギのダンス、夏の川がつくるビロードの草地……。生態学的知識を携えて観察し、土地へのたゆまぬ愛と尊敬を捧ぐエッセイは、アメリカの自然をみずみずしく描き出して環境運動のバイブルとなった。同時に本書は、適切な自然管理・保護とはなにか、自然への感受性を高めるためにはどうしたらよいかといった課題にも対峙する。その答えを倫理に求め、共同体という概念の枠を土壌や水、植物、動物までを含む土地全体に広げる「土地倫理」を提唱した。ソローの著作と並び立つ環境倫理学の古典。 【目次】 1 砂土地方の四季 2 スケッチところどころ 3 自然保護を考える 【著者プロフィール】 ・アルド・レオポルド(Aldo Leopold) 1887?1948年。米国アイオワ州生まれ。環境思想家、生態学者、自然保護運動家。イェール大学森林学部卒。アメリカ合衆国森林局森林官、ウィスコンシン大学教授、アメリカ生態学会会長などを歴任。晩年はウィスコンシン州に農場と小屋を購入して週末をすごした。著書にGame Management、Round River: From the Journals of Aldo Leopoldなどがある。 【訳者プロフィール】 ・新島義昭(にいじま・よしあき) 1938?2024年。翻訳家。訳書にヴァンダーミーア、ペルフェクト『生物多様性〈喪失〉の真実』などがある。 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月 | 内澤 旬子 | 山と渓谷社
¥1,980
著者:内澤 旬子 / 出版社:山と渓谷社 / 264ページ 四六判 【内容】*版元サイトより 春になれば、柔らかく美味しそうな草の芽吹きに熱視線を送り、夏は、酷暑と虫と格闘しながら、茂り過ぎた草の海を刈りまわり、秋には、ヤギたちの大発情祭りを横目に冬に向けて干し草を作り、冬は、チェーンソーで常緑樹の剪定枝を伐り集めつつ、ヤギと春を待つ――。 旬を外して草をもっていくと「なぜこんな季節外れなものを?」と呆れられ、一度地面に落ちた草は「それ床に落ちたものでしょ?」とそっぽを向かれる。 草の山の間を頭突きをかまし合いながら食べ歩く騒然! 頭突き食事会のようす。 病気、発情、ヤギ同士の関係性にも気を配り…。 マイペースなヤギたちとの幸福な日々を綴る、前代未聞のイラストルポ! 「ヤギたちの世話をしているおかげで、私は多くの名もなき草と出会い、若芽を出してから枯れしぼみ次の草の間に沈んでゆくまでを見届けてきた。雑草とひとからげに呼ばれ、人間からは嫌われ刈り捨てられるはずの草たちを、あんなに美味しそうに食べ、楽しく生きる糧としてしまうなんて、本当に素晴らしい動物だ。」(本文より) 【目次】 四月/卯月嬉しや待望のご馳走を刈りとる 五月/皐月あおめき浮かれて噛め呑め若葉は甘露 六月/緑深まり葉も茎も大きく硬く虫育ち駆け抜ける水無月梅雨は干草 七月/豪雨にも耐えて文月カヨパレスからむし刈り取りかたつむり転々 八月/繁る葉の月酷暑でもヤギの食欲衰えず掴み引く蔓 九月/長月ながく酷暑終わらず夏枯れのあと芽吹き花咲きまるで春 十月/天高くヤギ盛る秋酔えば雌雄人獣神無く月仰ぐ 十一月/山眺め色づき落ちゆく葉に焦り霜降る日まで刈り回れ 十二月/食べ尽くせ小春の草々霜降るまでの美味や愛おし 一月/霜枯れて草がなくても大丈夫山の照葉があると山羊啼く 二月/青葉恋しやうづきのヤギ飼い山駆け巡り集める照葉 三月/モリモリと萌え出る美味や草伸びて枯らす無粋も湧く 付章/目を凝らし耳を澄ませる十六夜照る月笑むヤギ潜むイノシシ 【著者プロフィール】 ・内澤 旬子(うちざわ・じゅんこ) 1967年、神奈川県生まれ。 文筆家、イラストレーター、精肉処理販売業。 『身体のいいなり』で第27回講談社エッセイ賞受賞。 著書に『世界屠畜紀行』『飼い喰い 三匹の豚とわたし』(角川文庫)、『ストーカーとの七〇〇日戦争』(文春文庫)、『内澤旬子の島へんろの記』(光文社)、『カヨと私』(本の雑誌社)など多数。 2014年に小豆島に移住し、現在は、ヤギのカヨ、茶太郎、銀角、玉太郎とイノシシのゴン子、ネコの寅雄とともに暮らす。 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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死神 | 田中 慎弥 | 朝日新聞出版
¥1,870
著者:田中 慎弥 / 出版社:朝日新聞出版 / 四六判上製 184ページ 【内容】*版元サイトより うだつの上がらない「作家」である私の人生の折々に登場してくる、死神。中学二年生で初めて出会ったあいつのことだけは、これまで作品には書けなかったのだが……。芥川賞作家が描く「死」と「家族」。ユーモラスにして、痛烈な新境地。 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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ぼっちのままで居場所を見つける――孤独許容社会へ | 河野 真太郎 | 筑摩書房
¥990
著者:河野 真太郎 / 出版社:筑摩書房 / 新書判 240頁 【内容】*版元サイトより 『アナ雪』でひとり氷の城を作ったエルサは本当に孤独だったのか? 運命の恋人、姉妹の愛、孤独から救うのは個人のつながりだけなのか? 映画、マンガ、英文学の名著、とある女王の史実までを読み解き、良い孤独のある社会、孤独を許容する社会を想像する。新時代を目指すカルチャー批評。 【目次】 第一章 ロンリネスとソリチュード――または、エルサの孤独 エルサの孤独と「解放」/二つ(または四つ)の孤独/女性とソリチュード/なぜエルサの幸せな孤独は認められないのか/エルサのアイソレーション 第二章 孤独はいつから避けるべきものになったのか――ひとりぼっちのロビンソン ?がりたくはないけれど……/「孤独」を表す言葉の誕生/近代化と個人化と孤独の誕生/孤独なロビンソン/神の秩序に包まれて?/「孤立的経済人」へ 第三章 「ソウルメイト」の発見――依存と孤独とジェイン・エア 「ソウルメイト」の誕生/『ジェイン・エア』の物語/ジェインの孤独と「友達」/友情から恋愛へ?/平等な「魂」とジェインの復讐劇/浅い依存と友情 補論 「友達100人」は孤独を癒やしてくれるのか? 第四章 死別と孤独――ヴィクトリア女王から『葬送のフリーレン』へ 喪服の女王/ソウルメイトとの死別/共同体的な死、または記憶にとどめる方法/『葬送のフリーレン』と孤独を学ぶこと/記憶・共同体・孤独/有限感覚の希薄化と公認されない悲嘆 第五章 田舎のソリチュードから都会のロンリネスへ――森の生活と、ある探偵の孤独 ソリチュードの発見/森の生活がくれた孤独/都会のロンリネス/ひとりぼっちのホームズ 第六章 自分ひとりの部屋と向かいのおばあさんの部屋――ヴァージニア・ウルフの場合 『自分ひとりの部屋』とソリチュードを得る条件/五百ポンドが可能にする社会的経験/都市遊歩者の自由と孤独/都会と意識の流れ/トンネル掘りと共感の限界/つながる部屋 第七章 誰でも孤独でいられる社会へ――排除型社会と孤独 ソリチュードという特権?/小山さんの二重の孤独/孤立と排除型社会/二つの「社会」の物語/勝ち組男性の孤独/男性と孤独感のセンサー/孤独許容社会へ/社会を想像する 【著者プロフィール】 ・河野 真太郎(こうの・しんたろう) 1974年、山口県生まれ。専門は英文学とカルチュラル・スタディーズ。専修大学国際コミュニケーション学部教授。東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。一橋大学准教授などを経て現職。著書に、『戦う姫、働く少女』(堀之内出版、その後、ちくま文庫)、『新しい声を聞くぼくたち』(講談社)、『正義はどこへ行くのか』(集英社新書)など多数。 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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眠れない夜のために | 千早茜 | 平凡社
¥1,760
著者:千早茜 / 出版社:平凡社 / 絵:西淑 【内容】*版元サイトより また今日も、眠れない――。直木賞作家・千早茜が紡ぐ、ひとりの夜にそっと寄りそう10の物語。挿絵は人気イラストレーター・西淑。 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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わたしの中にも朝焼けはある | 服部みれい・早坂香須子 | 河出書房新社
¥1,870
著者:早坂香須子(絵)・服部みれい(詩とことば) / 出版社:河出書房新社 / 単行本 46変形 128ページ 【内容】*版元サイトより すべての女性に火がともる。早坂香須子氏が描く可憐で温かな魅力を放つ絵に、服部みれい氏が言葉をつけた、新しいコラボレーション。この地球で生きる原点を思い出す、祈りとしての一冊。 【著者プロフィール】 ・早坂 香須子 (ハヤサカ カズコ) メイクアップアーティスト、植物療法士。森との出会いから、自然の中で生きることを選ぶ。著書に『YOU ARE SO BEAUTIFUL』(カエルム)など。今作が初の画集となる。 ・服部 みれい (ハットリ ミレイ) 文筆家、マーマーマガジン編集長、詩人。詩集に『だからもうはい、すきですという』(ナナロク社)。近著に『自分をたいせつにする本』(ちくまプリマー新書)、『自分を愛する本』(kaiとの共著、小社)。 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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50の名画でたどる西洋美術史 | 宮下 規久朗 | KADOKAWA
¥1,980
著者:宮下 規久朗 / 出版社:KADOKAWA / 四六判 324ページ 【内容】*版元サイトより 歴史に名を刻む50の名画をオールカラーで解説! 美術史の精髄に触れる そもそも名画とは何だろうか。個人的な趣味や好き嫌いではない。社会、文化、歴史の中で育まれた作品の価値が長きにわたって認められてはじめて名画とよばれるようになる――。西洋絵画の父ジョットから、現代の巨匠リヒターまで、美術史に名を刻む50の名画をオールカラー図版とともに概観。キリスト教、擬人像、寓意・象徴の表現など、作品の背景に広がる基礎知識とともに、西洋美術史の精髄にふれる絵画入門。 【目次】 I 巨匠の時代のはじまり ゴシックからルネサンスへ ジョット・ディ・ボンドーネ《マギの礼拝》 アンブロージョ・ロレンツェッティ《善政の効果》 ベアト・アンジェリコ《受胎告知》 ピエロ・デラ・フランチェスカ《笞打ち》 サンドロ・ボッティチェリ《プリマヴェーラ(春)》 レオナルド・ダ・ヴィンチ《最後の晩餐》 ミケランジェロ・ブオナローティ《アダムの創造》 ラファエロ・サンツィオ《聖ペテロの解放》 ジョルジョーネ《テンペスタ(嵐)》 ファン・エイク《神秘の子羊(ヘントの祭壇画)》 ヒエロニムス・ボス《快楽の園》 グリューネヴァルト《磔刑(イーゼンハイム祭壇画)》 アルブレヒト・デューラー《4人の使徒》 ピーテル・ブリューゲル《雪の中の狩人》 ほか II 西洋絵画の栄光と頂点 バロックとロココ エル・グレコ《聖衣剥奪》 カラヴァッジョ《聖マタイの召命》 アンニーバレ・カラッチ《バッカスとアリアドネ》 グイド・レーニ《アウロラ》 ピエトロ・ダ・コルトーナ《神の摂理とバルベリーニ家の栄光》 ペーテル・パウル・ルーベンス《十字架降下》 ディエゴ・ベラスケス《ラス・メニーナス》 バルトロメ・エステバン・ムリーリョ《ベネラブレスの無原罪の御宿り》 レンブラント・ファン・ライン《夜警》 ヨハネス・フェルメール《牛乳を注ぐ女》 ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《大工の聖ヨセフ》 ニコラ・プッサン《アルカディアの牧人》 クロード・ロラン《聖ウルスラの出港》 アントワーヌ・ヴァトー《シテール島への船出》 フランシスコ・デ・ゴヤ《1808年5月3日》 ほか III 近代絵画の多彩な展開 モダニズムの時代 テオドール・ジェリコー《メデューズ号の筏》 ウジェーヌ・ドラクロワ《サルダナパロスの死》 ターナー《雨・蒸気・速度―グレート・ウェスタン鉄道》 ギュスターヴ・クールベ《画家のアトリエ》 エドゥアール・マネ《草上の昼食》 ジョルジュ・スーラ《グランド・ジャット島の日曜日の午後》 フィンセント・ファン・ゴッホ《星月夜》 ポール・ゴーギャン《我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか》 ポール・セザンヌ《松の木のあるサント・ヴィクトワール山》 アンリ・マティス《ダンス》 パブロ・ピカソ《ゲルニカ》 ワシリー・カンディンスキー《コンポジションVII》 ジャクソン・ポロック《秋のリズム》 アンディ・ウォーホル《大きな電気椅子》 ゲルハルト・リヒター《死者(1977年10月18日)》 ほか 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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日本画家小譚: マンガで読む巨匠たちの日常 | 河野沙也子 | 青幻舎
¥1,980
SOLD OUT
著者:河野沙也子 / 出版社:青幻舎 / B5変 184頁 並製 / アートディレクション:惣田紗希 【内容】*版元サイトより 家の顔が見えると、日本画はもっと面白い。 竹内栖鳳、上村松園、土田麦僊、小野竹喬、横山大観、鏑木清方…。 ●お金や服装に無頓着 ●趣味の時間が多め ●意見がコロコロ変わる ●人付き合いは苦手 …そのほか、巨匠たちの意外な素顔を伝えるエピソードが満載! 京都で日本画を学んだ著者が描く、日本近代絵画史の新視点。 ――芸術家は崇高な存在というイメージを持っていましたが、皆私たちと同じように人として生活しながら作品をつくっていたのだと、当たり前のことなのに、初めて気づきました。――河野沙也子(本文より) ◎その他の登場画家たち (京都画壇)幸野楳嶺 山元春挙 木島櫻谷 橋本関雪 石崎光瑤 村上華岳 榊原紫峰 野長瀬晩花 岡本神草 甲斐荘楠音 福田平八郎 徳岡神泉 小早川秋聲 山口華楊ほか (東京画壇)岡倉天心 菱田春草 前田青邨 伊東深水 山口蓬春ほか 寄稿:野地耕一郎(泉屋博古館東京・館長) 【著者プロフィール】 ・河野沙也子(かわの・さやこ) 1996年兵庫県生まれ。2019年、神山財団芸術支援プログラム奨学第6期生選出。2021年、京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了。作家として絵画、漫画作品等を制作している。 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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言葉なんていらない?私と世界のあいだ | 古田 徹也 | 創元社
¥1,760
著者:古田 徹也 / 出版社:創元社 / 四六判変型 168mm × 130mm 並製 192頁 / 装画:土屋萌児 【内容】*版元サイトより 正解のない問いを考え、多様な他者と生きる シリーズ「あいだで考える」 不確かな時代を共に生きていくために必要な 「自ら考える力」 「他者と対話する力」 「遠い世界を想像する力」 を養う多様な視点を提供する、 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。 * 私たちは言葉を通して世界やそこに住む人々とかかわり、ともに暮らしている。でも、言葉による表現はときに不正確で、誤解やトラブルの元にもなる。はたして言葉は私と人々/世界をつなぐ「メディア」なのか、はたまた両者を隔てる「バリア」なのか。そもそも私たちは、「発話=言葉を発すること」によっていったい何をしているのか?――本書はこれらの問いから出発し、哲学的な視点を携えて、言葉を旅していく。SNSをはじめ、言葉に振り回されがちな日常の中で、言葉と親しくなり、より自由につきあっていくための一冊。(装画:土屋萌児) 【目次】 キーワードマップ 序章 言葉はメディアか、はたまたバリアか 1章 言葉のやりとりはなぜ不確かなのか 1節 私たちは日々「発話」している 2節 なぜうまく伝わらないのか 2章 記憶の外部化と言葉の一人歩き 1節 話される言葉と書かれる言葉の違い 2節 プラトンの懸念は過去のものとなったか 3章 コミュニケーションの二つの方向性 1節 遠く、多様な人々とのコミュニケーション 2節 近く、限られた人々とのコミュニケーション 4章 言葉の役割を捉え直す 1節 ここまでの結論と、ここからの課題 2節 発話とは、物事のある面に関心を向けること 3節 言葉を探し、選ぶことで、自分の思いが見つかる 5章 「言葉のあいだ」を行き来する 1節 ひとつの言語を深く学ぶ 2節 複数の言語に触れる 3節 言葉は移り変わるもの 終章 言葉とは何であり、どこにあるのか 1節 この本でたどってきた道筋 2節 そこにある言葉を楽しむために 私と世界のあいだをもっと考えるための 作品案内 【著者プロフィール】 ・古田徹也(ふるた・てつや) 1979年熊本県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。主に西洋近現代の哲学・倫理学を研究。著書に『謝罪論』(柏書房)『このゲームにはゴールがない』(筑摩書房)『いつもの言葉を哲学する』(朝日新書)『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHK BOOKS)『不道徳的倫理学講義』(ちくま新書)ほか。『言葉の魂の哲学』(講談社選書メチエ)で第41回サントリー学芸賞受賞。 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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或るバイトを募集しています | くるむあくむ | KADOKAWA
¥1,430
著者:くるむあくむ / 出版社:KADOKAWA / 四六判 単行本 ページ数:152 【内容】*版元サイトより バイト募集チラシからはじまる底なしの恐怖体験 「或る、バイト体験者の話をインタビューしてきてください」 新作の執筆依頼でバイト体験者たちに取材をしていく一人の作家。 電話をするだけ、差し入れを渡すだけ、映像のチェックをするだけ。 たったそれだけの業務内容なのに何かがおかしい。 アルバイト募集からはじまる恐怖体験を描いた モキュメンタリーホラー登場! 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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おきざりにした悲しみは | 原田宗典 | 岩波書店
¥2,200
著者:原田宗典 / 出版社:岩波書店 / 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 272頁 【内容】*版元サイトより 「おれはもうおじさんではなく、おじいさんだ」──様々な思いをおきざりにして生きてきた長坂誠、65歳。その運命の歯車が或る姉弟との出会いから動き出す。おきざりにされた者など、いない。生きていくかぎり、ささやかでも希望が生まれ、その旅は続いてゆくから。吉田拓郎の名曲にのせて贈る、昭和の香り漂う令和の物語。 ■著者からのメッセージ 16歳の頃から、小説を書いてきました。いつの日か、水のような文体を手に入れたい。その文章で、生きているものを書いてみたい。それは、きっと励ましに満ちた物語で、読み終えた人の胸を一杯にするものになるはずだ。そんな小説を、いつか書き上げてみたい。それから50年、ようやくその夢がかないました。「おきざりにした悲しみは」は、僕にとって夢の小説です。どうぞ読んでみてください。 原田宗典 【著者プロフィール】 ・原田宗典(はらだ・むねのり) 1959年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1984年に「おまえと暮らせない」ですばる文学賞佳作。主な著書に『スメル男』(講談社文庫)、『醜い花』(奥山民枝 絵、岩波書店、2008年)、『やや黄色い熱をおびた旅人』(岩波書店、2018年)、『乄太よ』(新潮社、2018年)、『メメント・モリ』(岩波現代文庫)、訳書にアルフレッド・テニスン『イノック・アーデン』(岩波書店、2006年)がある。 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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記憶を食む | 僕のマリ | KANZEN
¥1,760
SOLD OUT
著者:僕のマリ / 出版社:KANZEN / 四六・192ページ 【内容】*版元サイトより 気鋭の文筆家・僕のマリが挑む、 「食」と「記憶」を繋げる珠玉のエッセイ。 思い出すことのかたわらにはいつも、食べものがあった。 大切な記憶も、ちょっとした記憶も、食むように紡いでいく。 noteの好評連載に書き下ろしを加えて待望の書籍化 全編書き下ろしの「自炊ときどき外食日記」も収録 長い間忘れていたことを突然思い出すと、狂おしい気持ちになる。 頭のなかで突風が吹いたような、満潮の海が荒れるような、 スノードームをひっくり返したような、 そんな風に全身の細胞が泡立つのを感じる。 頭で覚えていないようなことでも、 匂いや音で急に記憶の蓋がこじ開けられることもある。 忘れて、思い出して、また忘れて、そんなふうにあと何十年も 自分の内面と向き合っていくことになるのだ。 (本文より) 【目次】 ⅰ チーズケーキの端っこ 朝食のピザトースト 真夜中の炭水化物 りんごを剝いたら 直樹の焼きうどん いつかマックで 退屈とコーラ 自炊ときどき外食日記 1 ⅱ 祖母と梅、メロンに焼肉、初夏の風 苺の効力 幻とコンソメスープ 先生となんこつ 社食の日替わり キッチンで缶ビール 炙ったホタルイカ 自炊ときどき外食日記 2 ⅲ サンタの砂糖菓子 考えるチョコチップクッキー 穏やかなフルーツサンド 不安と釜玉 酢シャンプーの女 食わず嫌い 明日のパン あとがき 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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珈琲夜船 | 菅原敏 | 雷鳥社
¥2,200
著者:菅原敏 / 出版社:雷鳥社 / 上製、B6変形、102p、1C 【内容】*版元サイトより 皿にこぼれ落ちた黒を飲み干せ 祈るよりも歌え その波に飲み込まれ 深い底に沈む前に 菅原敏、待望の第4作は珈琲を片手に、見知らぬ夜の旅に出る“小舟”としての詩集。 コーヒーの葉を思わせるグリーンの装丁をひらき、頁をめくれば、漆黒の海を一艘の船が漕ぎ出し、どこか懐かしい情景が浮かぶ。詩集には、2019年にフランスのナダール賞を受賞した写真家・かじおかみほによる、遠い記憶の断片のような白黒写真が挟み込まれる。《タンザニア》《コロンビア》などの珈琲豆の産地を冠した詩、スターバックスWEB連載「A Cup of Poem」からの詩ほか、全31編を収録。あとがきには文芸誌『群像』にて発表されたエッセイに加筆修正した「珊瑚と珈琲」を掲載。 【著者プロフィール】 ・菅原敏(すがわらびん) 詩人。2011年、アメリカの出版社PRE/POSTより詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』をリリース。以降、執筆活動を軸にラジオでの朗読や歌詞提供、欧米やロシアでの海外公演など幅広く詩を表現。近著に『かのひと 超訳世界恋愛詩集』(東京新聞)、『季節を脱いで ふたりは潜る』(雷鳥社)。東京藝術大学 非常勤講師 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
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降りていこう | ジェスミン・ウォード | 作品社
¥2,970
著者:ジェスミン・ウォード / 訳者:石川由美子 / 出版社:作品社 【内容】*版元サイトより 〈あんたの武器はあんた自身〉母さんは言った。あたしの武器はあたしだ。 奴隷の境遇に生まれた少女は、祖母から、そして母から伝えられた知識と勇気を胸に、自由を目指す――。40歳の若さで全米図書賞を二度受賞した、アメリカ現代文学最重要の作家が新境地を開く、二度目の受賞後初の長篇小説! 悲しみが霧雨になって降り注ぐ。スカートに指をこすりつけ、しだいに長くなってくる影のなかで地面に膝をつきながら、わが身の境遇につくづく驚かずにはいられない。この天涯孤独ぶりはどうだろう。こんなところで腰の片方には命を、もう片方には死を持ち歩いているなんて。 「どっち?」あたしは宙に向かって問いかける。「どっちを与えるべき?」夕暮れのなかを漂っていく自分の声を聞いて、少しだけ孤独がやわらぐ。 この同じ空のどこかで、あたしのミツバチたちも飛び回っているに違いない。(…) この同じ空のどこかで、サフィも息を吸って吐いているに違いない。 「サフィ」あたしは尋ねる。「どっち?」(本書より) 【著者プロフィール】 ・ジェスミン・ウォード(Jesmyn Ward) ミシガン大学ファインアーツ修士課程修了。マッカーサー天才賞、ステグナー・フェローシップ、ジョン・アンド・レネイ・グリシャム・ライターズ・レジデンシー、ストラウス・リヴィング・プライズ、の各奨学金を獲得、および2022年米国議会図書館アメリカ・フィクション賞を受賞。『骨を引き上げろ(Salvage the Bones)』(2011年)と『歌え、葬られぬ者たちよ、歌え(Sing, Unburied, Sing)』(2017年)の全米図書賞受賞により、同賞を2 度にわたり受賞した初の女性作家となる。そのほかの著書に小説『線が血を流すところ(Where the Line Bleeds)』および自伝『わたしたちが刈り取った男たち(Men We Reaped)』などが、編書にアンソロジー『今度は火だ(The Fire This Time)』がある。『わたしたちが刈り取った男たち』は全米書評家連盟賞の最終候補に選ばれたほか、シカゴ・トリビューン・ハートランド賞および公正な社会のためのメディア賞を受賞。現在はルイジアナ州テュレーン大学創作科にて教鞭を執る。ミシシッピ州在住。 【訳者プロフィール】 ・石川 由美子(いしかわ・ゆみこ) 琉球大学文学科英文学専攻課程修了。通信会社に入社後、フェロー・アカデミーにて翻訳を学び、フリーランス翻訳者として独立。ロマンス小説をはじめ、「ヴォーグニッポン」、「ナショナルジオグラフィック」、学術論文、実務文書など、多方面の翻訳を手掛ける。訳書に、『歌え、葬られぬ者たちよ、歌え』、『骨を引き上げろ』、『線が血を流すところ』(以上作品社)など。 【複数商品のご注文について】 システムの都合上、各商品ごとに個別に送料がかかっておりますが、複数注文をいただいた場合は別途、適正な価格でご購入いただけるように送料を修正させていただきます。ご注文後にメールにてご連絡を差し上げます。ご安心ください。複数冊のご注文もお待ちしてます。よろしくお願いいたします。