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1フランの月 | 安西水丸| 小学館
¥2,530
安西水丸 / 小学館 【内容】*版元サイトより ニューヨークからパリ、リスボン、マドリード、ローマへ。イラストレーターである主人公のモノローグと日本にいる恋人への手紙、そして現地でのさまざまな出会い……。 これまで日の目をみることのなかった幻の小説「1フランの月」(未完)を没後10年となる2024年春に幻の未発表小説を初めて書籍化。 「旅」をテーマにした未刊行エッセイ、イラスト、スケッチなどを加え、懐かしくも新しい、イラストレーター/作家・安西水丸の世界をこの一冊に凝縮。
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不思議な時計 本の小説|北村薫|新潮社
¥1,980
SOLD OUT
著:北村薫 / 新潮社 【内容】*版元サイトより 記憶の森を探り行き、本との出会いを綴る。深まる謎を追い、魅惑の創作世界へ――映画、詩歌、演劇、父との思い出。萩原朔太郎『猫町』とジャン・コクトー、江戸川乱歩「パノラマ島奇談」と美術館のパノラマ。塚本邦雄生誕百年、シェークスピア劇での松たか子、大竹しのぶの慧眼……はるかな異界へ連れ出される9篇。
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本が紡いだ五つの奇跡 | 森沢明夫| 講談社
¥957
SOLD OUT
森沢明夫 / 講談社 【内容】*版元サイトより 仕事に行きづまった編集者の津山は、本当に作りたい本を作るため、かつて自分が救われた小説の著者、涼元マサミに新作を依頼する。 そうして生まれた作品が、娘と縁が切れそうだった涼元から、余命宣告された装丁家、心に傷を抱えた書店員、そして自分の時間が止まっていた読者まで、みんなの人生を動かす。 本を愛するすべての人に! 本が生まれて、読者へとつながる「本に関わった五人の奇跡」を描く、感動の物語。 第一話 編集者・津山奈緒の章 第二話 小説家・涼元マサミの章 第三話 デザイナー・青山哲也の章 第四話 書店員・白川心美の章 第五話 読者・唐田一成の章
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つまらない住宅地のすべての家|津村記久子|双葉社
¥748
津村記久子 / 双葉社 【内容】*版元サイトより とある町の路地を挟んで十軒の家が立ち並ぶ住宅地。そこに、女性受刑者が刑務所から脱走したとのニュースが入る。自治会長の提案で、住民は交代で見張りをはじめるが……。住宅地で暮らす人々それぞれの生活と心の中を描く長編小説。
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少女小説とSF|講談社
¥1,650
編:日本SF作家クラブ , 嵯峨景子 / イラスト:orie / 講談社 【内容】*版元サイトより 日本SF作家クラブ企画! あなたの心に眠る〈少女〉へ贈る、SF小説アンソロジー。 世代を超えて集結した豪華・少女小説作家たちが、少女小説とSFの可能性を解き放つ! 【収録作品】 ・新井素子「この日、あたしは」 パーソナルAIとの共生が浸透した未来。地震で母を亡くした「あたし」に生まれた願いとはーー ・皆川ゆか「ぼくの好きな貌(かお)」 人面犬に殺された妹と、人面瘡に蝕まれる姉。双子の姉妹に訪れた破滅(カタストロフ)の真相が明かされるーー ・ひかわ玲子「わたしと「わたし」」 人がみな双子で生まれ出ずる惑星に、ひとりきりで生まれてしまった少女の運命はーー ・若木未生「ロストグリーン」 天才作曲家の少年と彼を支える編曲家。ふたりの前に鎮魂歌の作曲を求める青年が現れたーー ・津守時生「守護するもの」 戦禍の果てに家族を失った少年は青年となり、美貌の相棒とともに宇宙へ賞金稼ぎに繰り出すーー ・榎木洋子「あなたのお家はどこ?」 開発初期の地球型惑星に暮らす少女は、家出という名の小さくて大きな冒険へと旅立ったーー ・雪乃紗衣「一つ星」 目を醒ますと少女の首には奇妙な頸輪があった。氷とオーロラの世界を歩むガール・ミーツ・ボーイの行方はーー ・紅玉いづき「とりかえばやのかぐや姫」 竹から生まれた美しい男と、帝の地位についた少女。私たちの知らない古代の異類婚姻譚(ファーストコンタクト)が物語られるーー ・辻村七子「或る恋人達の話」 全身機械化手術が普及した革命後のフランスで、『ナポレオン法典EX』が愛し合うふたりの男を阻むーー ・嵯峨景子「コラム 少女小説とSFの交点」 少女小説家たちが手がけたSFの歴史、コバルト文庫以降の少女小説とSFの交点を辿るーー
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【サイン本・予約受付中】平中悠一編『シティポップ短篇集』
¥2,750
SOLD OUT
編者:平中悠一 / 出版社:田畑書店 *予約商品となります。 *平中悠一さんのサイン本となります。 *サインを入れていただく関係で、発送までに時間を要する可能性がございますが、ご了承ください。 【内容】*版元サイトより シティポップが生まれた80年代、同時代の日本の「文学」は何をしていたのだろう? 世界のファンがSNSで甦らせたポップ音楽の背後には、同じ時代状況から生まれ、同様に日本オリジナルの発展を遂げた、都会文学の世界が隠されていた──きらめく都会の〈夢〉を優しく紡ぐ、「シティポップの時代」を並走した9つの物語を、いま、ここに。 【目次】 ・片岡義男『楽園の土曜日』 ・川西蘭『秋の儀式』 ・銀色夏生『夏の午後』 ・川西蘭『マイ・シュガー・ベイブ』 ・沢野ひとし『プリムズをくれた少女』 ・平中悠一『かぼちゃ、come on!』 ・原田宗典『バスに乗って それで』 ・山川健一『テーブルの上にパンはないけれど、愛がいっぱい』 ・片岡義男『鎖骨の感触』 【ライナーノーツ】 〝時代〟の終りと〝物語〟の始まり──「シティポップ」と、同時代(一九八〇年代)日本の「都会小説」平中悠一
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書きしごと。|講談社
¥1,760
著者:吉住 , ぴろ , ニシダ , 石橋遼大 , 上田航平 , 布川ひろき / 講談社 【内容】*版元サイトより 今をときめく人気芸人の皆さんへ。 「Q.面白い小説を書いてみてください。」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 吉住さんへ。 「Q.ゾッとするようなサスペンス小説を書いてください」 ぴろ(キュウ)さんへ。 「Q.心があったまるような日常系小説を書いてください」 ニシダ(ラランド)さんへ。 「Q.内面がえぐられるような小説を書いてください」 石橋遼大(四千頭身)さんへ。 「Q.甘酸っぱい青春小説を書いてください」 上田航平さんへ。 「Q.シュールなSF小説を書いてください」 布川ひろき(トム・ブラウン)さんへ。 「Q.とにかくぶっ飛んだ小説を書いてください!!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー →答えは本書にて!
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推理の時間です|講談社
¥2,090
著者:法月綸太郎 , 方丈貴恵 , 我孫子武丸 , 田中啓文 , 北山猛邦 , 伊吹亜門 / 講談社 【内容】*版元サイトより あなたにはこの謎が解けるか――。 法月綸太郎と方丈貴恵がフーダニットで、我孫子武丸と田中啓文がホワイダニットで、北山猛邦と伊吹亜門がハウダニットで、読者皆様に挑戦します。解答編が袋とじの仕様となっています。
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鳥|小手鞠るい |小学館
¥1,540
小手鞠るい / 小学館 【内容】*版元サイトより 手のひらの上に命の重さを感じて チアチアチアリー……ぽぴぴぴぴぴ…… 「ハーイ、元気にしてたか」 朝起きると日本から届いたばかりのメールをあけて読む。 アメリカ東海岸の朝の七時は、日本の午後八時だ。 わたしは、日本にいる大親友とメール文通しているのだ。 そして、わたしたちは「小鳥の会」を結成している。 主人公の少女は、サンクチュアリでアルバイトをしながら、生きものの死と直面することで成長していく。
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みんなこわい話が大すき|尾八原ジュージ|KADOKAWA
¥1,760
著者:尾八原ジュージ / KADOKAWA 【内容】*版元サイトより ほんとうにこわいものは、何? ひかりの家の押入れにいる、形も声もなんにもない影みたいなやつ、ナイナイ。 唯一の友達であるナイナイをいじめっ子のありさちゃんに会わせた日から、ひかりの生活は一変した。 ありさちゃんはひかりの親友のように振る舞い、クラスメイトは次々と接近してきて、いつもはつらく当たる母親さえも、甘々な態度をとるように。 絶対に何かがおかしい。疑心暗鬼になったひかりはありさちゃんと距離を置こうとするが、状況は悪化するばかり。 数年後、〈よみご〉と呼ばれる霊能者・志朗貞明のもとに、幼い子供と心中した姉の死の真相を探ってほしいという依頼が舞い込んでいた。 無関係に思える二つの異変は、強大な呪いと複雑に絡み合い……。 第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作。
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【サイン本】佐鳥理『紅茶と猫と魔法のスープ』【12/20以降発送】
¥781
SOLD OUT
著:佐鳥理 / 発行:マイクロマガジン / イラスト:わみず *12月20日発売の新刊です。 *佐鳥理先生にサインを入れてもらってからの発送となります。商品の発送が発売日以降となる可能性がございます。ご了承ください。 【内容】*版元サイトより 観光バス会社の空きスペースで紅茶専門のキッチンカー〈シュシュ〉を営む川澄汐里(かわすみ・しおり)。 勤めていた紅茶専門店が閉店し、独立してみたものの売上達成にはほど遠い毎日。 そんなある日、オニオングラタンスープで人気のキッチンカー〈グラタ〉を営む美野要(よしの・かなめ)の飼っていた猫が行方不明だということを知る。 〈グラタ〉の人気に引け目を感じていた汐里は、今まで彼とまともに口をきいてこなかったが、実はその猫を偶然見かけていて――。
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嘘をついたのは、初めてだった
¥1,760
SOLD OUT
著者:藤田雅史 / issuance 【内容】*版元サイトより 大ヒット作『黒猫を飼い始めた』につづくMRC発29のショートストーリーズ。 書き出しの一行は全員「嘘をついたのは、初めてだった」。 でもそこからあとは、十人十色、二十九人二十九色。 恋も裏切りも、グルメも猿の手も、全部あります。 【執筆者一覧】 青羽悠 赤川次郎 芦沢央 阿月まひる 阿部暁子 彩坂美月 五十嵐律人 大山誠一郎 小川一水 小野寺史宜 柿原朋哉 河村拓哉 櫛木理宇 献鹿狸太朗 佐野徹夜 潮谷験 篠原美季 須藤古都離 高田崇史 竹本健治 夏川草介 波木銅 西尾維新 長谷敏司 柾木政宗 真下みこと 三津田信三 矢部嵩 吉川トリコ
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日本ホラー小説大賞《短編賞》集成 1、2巻セット|KADOKAWA
¥1,870
KADOKAWA 【内容】*版元サイトより ホラー小説の礎を支えた《短編賞》。これを読まなきゃホラーは語れない! 1994年から2011年まで日本ホラー小説大賞に設けられていた《短編賞》部門。賞の30周年を記念し、集成として名作が復活!日本ホラー小説大賞、角川ホラー文庫の歴史を彩る名作たちがまとめて読める!当時の選評からの一言も引用収録。決して他では味わえない、奇想天外な短編ホラーの世界へようこそ。 【収録作品】 小林泰三「玩具修理者」 沙藤一樹「D‐ブリッジ・テープ」 朱川湊人「白い部屋で月の歌を」 森山東「お見世出し」 あせごのまん「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」 吉岡暁「サンマイ崩れ」 曽根圭介「鼻」 雀野日名子「トンコ」 田辺青蛙「生き屏風」 朱雀門出「寅淡語怪録」(「今昔奇怪録」の原題) 国広正人「穴らしきものに入る」
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小説集 Twitter終了|中央公論新社
¥1,540
中央公論新社 【内容】*版元サイトより 恋も友情もあった。人生があった。ここだけが、私たちの居場所だった。140字でしか気持ちを伝えられない世界を、愛し続けた作家たちが紡ぐ「Twitterなき世界」の物語集。 【著者一覧】 青井タイル/足立いまる/乙宮月子/根谷はやね/九科あか/斜線堂有紀
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アンソロジー 非実在神様|瀬戸千歳
¥1,300
SOLD OUT
編者・装幀:瀬戸千歳 / 発行:秘密結社きつね福 / 仕様:B6 160ページ(現状)カバー有、オビ有、御札デザインのシール付属 *書影はオビ付きカバー・御札シールを貼ったカバーになります。 *デザイン・内容については変更になる場合があります。 【内容】 八つの神様、八つの祈り。 架空の神様をテーマにした小説と漫画の作品集。 【著者一覧】 ■犬山昇「デュッセルドルフの神さま」 水子おばさんの部屋は、水際の最下層にある。ひび割れが目立つ築四十年のアパートは、入口が四階にある。彼女以外に住人の気配はないし、他の部屋はすべて硝子窓が黒のテープで覆われている。目の前はリゾート再開発に失敗した湖で、最寄りのJR駅から五キロ歩いたところに、その湖上アパートの入口はある。 ■大木芙沙子「お正月さん」 そのひとは、私たちが遊んでいるところへある年ふらっとやってきた。仏間は大人たちがお酒を飲んでいる居間から便所へ通じる廊下の途中にあったから、便所へいくついでに私たちの姿を確認していく大人はいたけれど、そのひとは居間とは逆方向の廊下から歩いてきて、「おじゃまするね」とふすまを開けて、後ろ手でそれを閉めると、すとん、とその場に胡坐をかいた。 ■尾八原ジュージ「おまよい様の住む家は」 おまよい様を見た。黒い子どもの影のようなものが古地川さんの家の門から出てきたと思ったら、ぴゅんと走って角を曲がった。わたしはとっさに追いかけた。遅れて曲がった角の先に、その姿はもうなかった。 ■木古おうみ「虚渡しの日」 虚渡しの神が現れる期間はほぼ五十年毎だ。直近で現れたのは二十一年前だから、後三十年近くは安全だ。出たとしても、神に遭遇する確率は飛行機事故より遥かに低い。神は橋を渡れないから、万が一出現したときは大きな橋に逃げればいい。そういう話だった。 ■紅坂紫「高峰」 その日、高峰は月見団子をふたつ買ってきた。島で唯一の和菓子屋の名が入ったビニール袋を揺らして、土間に立ったままわたしを呼んだ。気分が良かったのだろう。デジタルノイズのような顔を色とりどりに変えながら大きな声で笑っていた。 ■鮭とば子「たいか様」 たいか様。その漢字には複数の説があるけれど、大抵は『大禍』と『対価』が選ばれる。「大禍を呑めば対価を与える神様」ということがわかりやすいからだ。 ■瀬戸千歳「生まれたばかりの泉」 死者に会える泉のうわさを耳にしたことはあったけれど、それにまつわるアルバイトがあるとは思ってなかったし、まさか受かるとも思っていなかった。どれくらいの倍率かは知らないけれど受かったのは僕だけだった。 ■橋本ライドン「らぶらぶ様」 まったく 信じる力はおそろしい。
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鳩のおとむらい 鳩ほがらかアンソロジー
¥1,500
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企画・編集・デザイン:藤井佯 / 発行:鳥の神話 / 仕様:A5 266ページ 【内容】*版元サイトより 「鳩」をテーマとした作品を集めたアンソロジーです。小説、エッセイ、詩歌、イラストなど全77作品。日常に潜む鳩、神話を伝える鳩、奇想に羽ばたく鳩……あなたの知らない鳩がきっと見つかることでしょう。 【作者一覧】*掲載順・敬称略 闇雲ねね/Haru/暴力と破滅の運び手/朝本箍/蜂本みさ/うめおかか/藤和/丼哲/小暮 船/菬人/おだやか希穏/加藤明矢/斉藤鳩/瀬見/皐月まう/中澤一棋/水門なみ/依鳩 噤/児島成/望月一星/小林ひふみ/淡中 圏/織戸久貴/鯨井久志/小野繙/橋元デジタル/かつエッグ/はづき真理/結城熊雄/でんちゃ好き男くん/由/稲田一声/比良岡美紀/小中居かなこ/入ヶ岳愁/七森環/阿下潮/入谷匙/間敷/探偵とホットケーキ/子の字/宇智田/海屋敷こるり/志村麦/瀬戸千歳/青島もうじき/鷲羽巧/犬山昇/さらさらしるな/ぬかるみ/箔塔落/正井/播野葛弥/palomino4th/紅坂紫/上雲楽/不可村/永田大空/伊島糸雨/江永泉/筏九命/千葉集/藤井佯/ときのき/木海/本木晋平/外階段/岩峰晴子/Y.田中 崖/江古田煩人/遊木蛙宮/水町 綜/久佐馬野景/庭幸千/紙月真魚/巨大健造/石原三日月(以上、77名)
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【コメントカード付き】『百合と変容』|恣意セシル
¥1,100
SOLD OUT
著者:恣意セシル / 表紙絵:今村建朗 / 仕様:A6 112ページ *恣意セシルさんのコメントカード付き 【内容紹介】 生まれつき四肢を持たずに生まれて来たが、両手足を切断された記憶を持つ少女、百合香。 生まれついてから欠損者しか愛せず、14歳の時の記憶をもたない青年、朱一郎。 そんな二人は、祖父同士の約束により、婚姻をした。 婚姻と同時に淡い恋心を募らせていく百合香と、己にとって完全に美しく理想の少女を娶った幸せを噛み締める朱一郎。 しかしある夏の日、蓋をされ静かに沈められていた秘密が解き明かされる。 何故、百合香はあらかじめ持っていないはずの手足の記憶を持つのか? 喪われた朱一郎の記憶とは一体何なのか? 謎を孕みながらも、しかし互いの恋慕は何ものにも汚されず美しく育っていく。 そう、大輪の、百合の花のように――。 【店主より一言】 テーマがセンシティブで読み手を選ぶ作品だと思います。ご購入を検討されている皆様に向け、恣意セシルさんの言葉を引用して少しだけ補足します。 “「障害者」を扱った作品になるのだが、障害という言葉は使わなかった。時代設定が大正~昭和なので「不具」とかそういう言葉は(当時普通に使われていただろうと)使ったけれど。その奥にあるどんな存在、姿形であれ当たり前の日々、幸せを望むんで何がいけないのかという問いが上手く伝わったらいいな” 「これが恣意セシルです!」と言うことができるような美しい作品が完成したそうです。 文学作品としての想像と想像の可能性を感じることができる意欲作を是非、お買い求めください。
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鍵のかかった文芸誌
¥4,500
SOLD OUT
【内容】*版元サイトより ゴーストライター、タレント、詩人、ゲームシナリオ作家、そして物流業社の職員。 多様な今を生きる人たちに、あけすけに拡散させるには繊細すぎるけれど、隠しておくには勿体ない、とっておきの小説や詩、漫画を寄せてもらい、鉄の鍵で閉じて本にしました。 【収録作品・寄稿者】 巻頭詩 黒川隆介 小説 『ロンドンペンギン』 神西亜樹 『アイドルの教育係』 森 旭彦 『謝るな』 関口 舞 漫画 『グッバイ・ローション』 ザ・花実 インタビュー 『なんでもない人』 田栗範昭 54歳 装丁 o-flat inc. 印刷 藤原印刷株式会社 製本 株式会社望月製本所 編集・発行 菊池拓哉 【装丁について】 本の中央を貫く鍵穴に、特注で制作したスズ合金の鍵を差し込むことで、外の世界から隔絶された物語の世界を表現しました。本を開く際には、鍵をくるりと回すと引き抜くことができ、外した鍵はスピンに巻き付ければ栞として機能します。 また、本文用紙には、収録されている作品ごとに異なる紙を使用。本文の文字組み、フォント、級数も、各作品で変化をつけ、物語の世界に最も適したデザインを追求しました。 本の背部分には、寒冷紗(かんれいしゃ)と呼ばれる、普段は製本の過程で見えない部分に使用されることの多いメッシュ状の布を使用し、製本後に一冊ずつ、職人がタイトルをシルクスクリーンで手刷りしています。 出自も作風も思想も異なる作家たちの紡ぐ物語が、それぞれ独立したレイアウトと紙によって具現化された文芸誌。 その雑多でバラバラな世界を貫き、束ねるのが、一本の鍵とひとつの鍵穴です。 【なぜ、鍵なのか。(本書編集後記より抜粋)】 満たされない心を言葉に変えて、世界に晒すことで安心したい私。 世間にそぐう自分であり続けるために自らを制御し、演じ続ける私。 昨日の正解が今日の不正解になるかもしれないこの世界に心もとなさを感じながら、かりそめの正解にしがみつくしかない私。 SNSによって言葉の拡散性が増し、隠れることよりも見つかることのほうが良しとされがちな現代にあって、私たちがありのままの私たちであり続ける余地は、思いのほか残されていないような気がします。 見知らぬ誰かから褒めてもらうことが明日の活力となることに気づいてしまった私たちは、いつからか自分を偽ってでも世界にコミットすることに慣れ切ってしまったのかもしれません。 それは、物語を紡ぎ、表現する小説家や漫画家、あるいはデザイナー、編集者も同様です。 だから私たちは、無制限に拡散するSNSとは対極に位置する箱として、紙の本を選びました。 世界におもねることなく、誰の目に支配されることもなく、私たちが「よい」と頷き合える物語と言葉だけを編み込んで、一冊の本に綴じることにしました。 この本に「鍵」をかけたのも、そんな私たちを取り巻く現状に対するささやかな抵抗と矛盾のためです。 ここに閉じ込めた物語をできれば多くの人に読んでもらいたいという欲求と、わからない人には永遠に届かなくたってかまわないという意地。そんな相反する衝動に突き動かされた私たちにとっては、「鍵を開けて・読む」というわずかばかりの障壁を乗り超えてくれるくらいの読者がちょうどいい。 そんなことを考えました。 ただひたすらに拡散と膨張を繰り返す外の世界とは一線を画した、閉じられた世界。その理想の世界を鍵という障壁によって実現したかったのです。 「鍵をかけて大切にしまっておきたい物語を書いてください」というお題のもとに、小説家と漫画家、そして詩人が、力を尽くした言葉を紡ぎました。ぜひ、鍵を開けて、とっておきの物語をご堪能下さい。
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水都眩光 幻想短篇アンソロジー|文藝春秋
¥2,530
著:高原英理 マーサ・ナカムラ 大木芙沙子 石沢麻依 沼田真佑 坂崎かおる 大濱普美子 吉村萬壱 谷崎由依 / 文藝春秋 【内容】*版元サイトより 彼方は遠く、記憶になかったことばかり思われる 仰げば彼方は鏡のようにある。記憶になかったことばかり思われる。――「ラサンドーハ手稿」 蜃気楼のように現れる塔。ざぶんざぶんと波の音。へそから出てくるうなぎたち。母がクリーニング店に預けたもの。画家が描く瓜二つの妹たち。ある日、人類に備わった特殊能力…… 九人の実力派作家が紡ぐ幻想アンソロジー。
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ささくれた指先|佐鳥理|とりのこ制作室
¥550
著:佐鳥理 / 装画:湊しおり / とりのこ制作室 / 仕様:A6リソグラフ印刷 24ページ 【内容】*版元サイトより - 帯文より - 『ハトやスズメに餌を与えないでください。近隣の住民の迷惑になります』 生きづらくなり、淘汰されていくものが自分だったとき、同じことが言えるのだろうか。 -ささくれた指先・あらすじ- 日菜子はひと月ほど前から、明け方に群れて騒ぐスズメの声に悩まされている。近くの街路樹で、誰かが餌やりをしているようだった。 居住ビル一階の、美容室の店主が犯人ではないかと疑って釘をさすと、翌朝スズメはいなくなった。久しぶりに静かな朝を迎えるはずだったが……。 -とりのこ制作室よりー 読み終わったあと誰かに、優しさのバトンを繋ぎたくなる物語。 リソグラフ&糸綴じ製本のZINEらしい装丁で、大切な人への贈り物にもおすすめです。
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身近な野鳥アンソロジー風渡る空に舞って(特典エッセイ付き)|とりのこ制作室
¥1,650
著者:朱里コウ、岡田朔、汐埼ゆたか、佐崎らいむ、佐鳥理、美森萠、かわせつきひと / 出版社:とりのこ制作室 / 装画:近藤朱 / 仕様:B6 272ページ *購入特典としてアンソロジー参加著者によるおまけエッセイをお付けします。 【内容】*版元サイトより 「野鳥×物語」 七名の作家による七種の身近な野鳥を題材とした書き下ろしアンソロジー小説 〇一般向けの文芸小説ですが、児童文学のような温かさ希望のある物語です。 〇図鑑に載っていない野鳥の生態がわかるだけではなく、お目当ての野鳥を探し求める臨場感も味わえます! 〇すでに観察歴の長い方も「わかる!」「この感情あるある」と共感できる。シジュウカラの言語を利用したミステリー、孵化から巣立ちを追った小説もあります。 〇様々な地域の身近な野鳥が題材となっているため、ご当地小説的な側面もあり! 【目次】(カッコ内は出てくる鳥) 1 朱里コウ「風渡る空に舞って」(サシバ) 2 岡田朔「ずんぐりの青を待つ夜には」(ゴイサギ) 3 汐埼ゆたか「降りそそぐ声は」(ムクドリ) 4 佐崎らいむ「君とこの空の下」(シジュウカラ) 5 佐鳥理「蹴って、蹴って」(ホシハジロ) 6 美森萠「ホトトギスが歌う森で」(ホトトギス) 7 かわせつきひと「錆びたポスト」(ハクセキレイ) 【あらすじ紹介】 ■風渡る空に舞って 高須苺衣(たかすまい)は、地元高知の大学に通い、教師を目指している。うまくいかない日々に疲れ、鷹の渡りを見にいくが一羽も見つからない。畑の真ん中で途方に暮れていると、「鷹を探しているの?」と派手な髪色の女性から声をかけられた。彼女は苺衣の通う大学のよさこいチーム〈とぎの旅〉の振付けをした有名なダンサーで―― ■ずんぐりの青を待つ夜には 中学二年生のつぐみは夏休みの二週間、愛知県にある祖母の家に、母と共に滞在している。レビー小体認知症という病気を患う祖母の、身の回りの世話を手伝うためだ。物忘れや幻視の症状が出ていて、優しく、ユーモアに溢れていた祖母は、会わなかった五年で別人のようになってしまっていた。 ある雨の日、つぐみは母から祖母のことを頼まれるが、少し目を離した隙に外に出てしまい、行方がわからなくなってしまった。どうやら以前にも大雨の日、家を出たことがあったようだ。それが想い出の鳥〈ずんぐりの青〉に関係しているのだと知って―― 【とりのこ制作室より】 野鳥の出てくる文芸小説をお探しの方にぴったり。 生き物が好きな方、自然を愛する方、鳥好きさんや、野鳥の美しさや素敵さを啓蒙したい方。優しい気持ちになりたい方、ヒューマンドラマが好きな方、たくさんの方に楽しんでいただける文芸小説です。
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百鬼園事件帖|三上延 |KADOKAWA
¥1,760
SOLD OUT
著:三上延 / KADOKAWA 【内容】*版元サイトより 〈ビブリア古書堂〉シリーズ著者がおくる文豪×怪異×ミステリー! 舞台は昭和初頭の神楽坂。影の薄さに悩む大学生・甘木は、行きつけのカフェーで偏屈教授の内田榮造先生と親しくなる。何事にも妙なこだわりを持ち、屁理屈と借金の大名人である先生は、内田百間という作家でもあり、夏目漱石や芥川龍之介とも交流があったらしい。 先生と行動をともにするうち、甘木は徐々に常識では説明のつかない怪現象に巻き込まれるようになる。持ち前の観察眼で颯爽と事件を解決していく先生だが、それには何か切実な目的があるようで……。 偏屈作家と平凡学生のコンビが、怪異と謎を解き明かす。
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京都SFアンソロジー ここに浮かぶ景色
¥1,650
SOLD OUT
編者:井上彼方 / 出版社:Kaguya Books / デザイン:谷脇栗太 【内容】*版元サイトより 京都にゆかりのある8名の作家が綴る、京都SFアンソロジー。 1000年の都? いえいえ、わたしたちの棲む町。アート、池、記憶、軒先駐車、松ぼっくり、物語――。 妖怪もお寺も出てこない、観光地の向こう側をお届けします。 大阪/京都を拠点にするKaguya Booksより、待望の地域SFアンソロジー第1弾刊行! 【収録作品】 千葉集「京都は存在しない」 暴力と破滅の運び手「クラーク・ワークス」 鈴木無音「聖地と呼ばれる町で」 野咲タラ「おしゃべりな池」 溝渕久美子「第二回京都西陣エクストリーム軒先駐車大会」 麦原遼「立看の儀」 藤田雅矢「シダーローズの時間」 織戸久貴「春と灰」
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大阪SFアンソロジー OSAKA2045
¥1,650
SOLD OUT
編者:正井 / 出版社:Kaguya Books / デザイン:谷脇栗太 / 仕様:文庫判 242ページ 【内容】*版元サイトより 大阪を知る10名が綴る2045年の大阪の物語。 万博・AI・音楽・伝統、そして、そこに生きる人々――。そこにあるのが絶望でも、希望でも、このまちの未来を想像してみよう。 大阪/京都を拠点にする Kaguya Books より、待望の地域アンソロジー第1弾刊行! 【収録作品】 北野勇作「バンパクの思い出」 玖馬巌「みをつくしの人形遣いたち」 青島もうじき「アリビーナに曰く」 玄月「チルドボックス」 中山奈々「Think of All the Great Things」 宗方涼「秋の夜長に赤福を供える」 牧野修「復讐は何も生まない」 正井「みほちゃんを見に行く」 藤崎ほつま「かつて公園と呼ばれたサウダーヂ」 紅坂紫「アンダンテ」