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だれが戦争の後片付けをするのか 戦争後の法と正義 | 越智萌 | 筑摩書房

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著:越智萌 / 出版社:筑摩書房 / 新書判 / 224p

【内容】*版元サイトより

「その後」の法へ
ICCの働き、捕虜の交換、被害者への賠償――。新進の法学者による「終戦後」論。

「本書では、研究の過程で戦争犯罪の悲しみに浸った私が感じた、一瞬の安らぎと希望を共有するために、「戦争の後片付け」の発展と未来について、できるだけ実際の事例を紹介しながら記述したいと思います。」

戦争にかかわる法は、人類の歴史のなかで着実につくられてきた。21世紀に入り、「戦争後の法(ユス・ポスト・ベルム)」と呼ばれる概念が注目されている。本書では、ロシア・ウクライナ戦争をおもな例にとりながら、 戦争犯罪の捜査・裁判、兵士の帰還、被害者への賠償といった戦後処理の実践を紹介する。類のない、「終戦後」論である。

【目次】
はじめに 
第1章 戦争犯罪捜査
1 戦争犯罪とは
  戦争犯罪と条約
2 戦争犯罪捜査とは
  通常の犯罪の捜査/戦争犯罪の捜査
3 ウクライナにおける戦争犯罪の捜査
  ウクライナ当局による捜査/ロシア軍の侵攻/証拠データベースの共有/国際機構による調査
4 戦争犯罪捜査のための国際協力義務
  戦争犯罪の訴追義務
第2章 戦争犯罪裁判
1 概要
2 戦争犯罪の内容
  殺人/民用物の破壊/拷問/性犯罪/略奪
3 戦争犯罪裁判にかかわる人たち
  被告人/法律家/被害者
4 ウクライナの戦争犯罪裁判の質と意義
  量刑・抗弁/手続における人権保障/戦争犯罪裁判の意義

【著者プロフィール】

・越智萌

立命館大学大学院国際関係研究科准教授。専門は国際刑事司法(国際法、国際機構論、平和紛争論)。「変革的正義」と題する学際的なプロジェクトを運営する。著作に、『国際刑事手続法の体系』『国際刑事手続法の原理』(ともに信山社)、共著に『ウクライナ戦争犯罪裁判』(信山社)などがある。2025年、「国際刑事手続法の研究」の業績で文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞。

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