六人部屋の十三年間 病室で出会った忘れられない人たち | 頭木弘樹 | 晶文社
¥1,980 税込
残り1点
なら 手数料無料で 月々¥660から
別途送料がかかります。送料を確認する
著者:頭木弘樹 / 出版社:晶文社 / 仕様:四六判並製 276頁
【内容】*版元サイトより
入院という激震! 何が壊れ、何が残るのか?
おかしくも哀しい、病室の人間模様
六人部屋では人間のすべてが目撃される。病院関係者、つまり人類全員の必読本だ。私たちは皆病院に行く運命なのだから。──東畑開人
人間の弱さ、強さ、愚かさ、哀しさ、可笑しさ、愛おしさ……すべてが “入院” に詰まっている。“入院” から見えてくる人間とは何か、社会とは何か。──絶対に終電を逃さない女
「入院とはどういうものか? 入院病棟はどんなところで、医師や看護師や同室の患者との、どんな出会いが待っているのか?」
二〇歳の時に潰瘍性大腸炎を患い、十三年間の闘病生活を送り、その間のほとんどを病院の六人部屋で過ごした著者。病室という、ある種非日常な空間で、人がどんな本音を吐露するのか、人生がどんな別の顔を見せるのか、家族がどんなふうに激震に耐えるのか――。そんな人間模様を描き出すエッセイ。
「病気というのは、ある個人、その家族にだけ、大震災が起きるようなものだ。そこにはさまざまなドラマ、人間模様がある」
入院する予定のある人、今まさに入院中の人にも、入院している家族がいる人にも、さらには入院している人のお見舞いにも最適な、おかしくも哀しい病室文学。
“入院は、したくてする人はほとんどいない。しかも、突然のことが多い。心の準備もなく、いきなり始まる。医師や看護師も自分で選ぶことはできない。通院していた人でも、入院の担当医は外来とは替わることが多い。
同じ病室の患者たちも、「患者仲間」などと言ったりするものの、年齢も職業も趣味もばらばらで、病気さえそれぞれちがうことが多い。何の共通点もない人たちと、いきなり共同生活がはじまるのだ。(…)
病気の心配、お金の心配、仕事の心配、家族の心配など、さまざまな心配が頭の中、胸の内をぐるぐる回る。私はそうした入院、退院をくり返す生活を、十三年間つづけた。”(「はじめに」より)
【目次】
はじめに 入院したら気をつけるべき10のこと
第1章 人生の空白に気をつけろ! ──六人部屋という不思議な世界
第2章 二人部屋に気をつけろ! ──ふんどしと入れ墨と納豆おじさん
第3章 入院初期の不平等感に気をつけろ! ──六人部屋で口をきくようになるまで
第4章 お金に気をつけろ! ──金持ち父さん貧乏父さん
第5章 家庭崩壊に気をつけろ! ──入院は家族を激しくゆさぶる
第6章 患者だけの時間に気をつけろ! ──医師や看護師の知らない六人部屋
第7章 お見舞いの人に気をつけろ! ──お見舞い八景
第8章 医師や看護師に気をつけろ! ──思い出の医師・看護師たち
第9章 通院や院外のつきあいに気をつけろ! ──通院はつらいよ
番外編 痛い検査に気をつけろ! ──世界の見え方がちがう
あとがき 社会復帰にも気をつけろ!
【著者プロフィール】
・頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)
文学紹介者。筑波大学卒業。20歳のときに難病(潰瘍性大腸炎)になり、13年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの言葉が救いとなった経験から、『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)を編訳。以後、さまざまなジャンルの本を執筆している。著書に『絶望読書』(河出文庫)、『食べることと出すこと』(医学書院)、『自分疲れ』(創元社)、『口の立つやつが勝つってことでいいのか』(青土社)、『痛いところから見えるもの』(文藝春秋)など、編著のアンソロジーに『絶望図書館』『うんこ文学』(ちくま文庫)、『ひきこもり図書館』(毎日新聞出版)、『放課後によむ短篇集』(理論社)などがある。NHK「ラジオ深夜便」の『絶望名言』のコーナーに出演中。
【複数商品のご注文について】
送料は商品ごとに発生しており、複数注文をいただいた場合は原則として個別での発送を行わせていただきます。発送方法の変更などが発生する場合、事前にメールでご連絡を差し上げ、送料の調整を行わせていただきます。送料の変更および修正は当店側が善意で行っているサービスとなりますので、必ず行うということではございません。過度な要求が発生した際は、今後のお取引をお断りさせていただく場合もございますので、ご了承ください。
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥1,980 税込
