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玉隠と岩付城築城者の謎 自耕斎詩軸并序を読み解く |柴田昌彦|まつやま書房
¥1,980 税込
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著:柴田昌彦〔中世太田領研究会〕 / まつやま書房
【内容】*版元サイトより
長年に渡る岩付城築城者論争に一石を投じる問題作!
岩付城は埼玉県岩槻に城址を残す戦国期の城である。元荒川を天然の水堀に利用した堅城であり、諸勢力境目の城として争奪戦の対象となった要所と名高く、戦国期に築城した有力者は誰だったのかは長年の歴史論争の種となっている。
当初は関東の英傑太田道灌にも連なる太田氏が築城者として有力とされた。しかし、新出史料『自耕斎詩軸并序』(以下『詩軸』)という漢詩文の登場により成田氏説が有力となり、また近年では渋江氏説も提起され、その論争の中、太田氏説は傍流へとなっていく。
本書の著者は、築城者論争の転換点となった『詩軸』とその筆者である禅僧玉隠に着目。太田氏築城者説を再構築するという観点で、『詩軸』を多角的観点を用いて精読し、断片的に『詩軸』を捉えていた先行研究に対して、本書で一つ一つ反論を試みる。
本書は他にも、様々な関東戦国史との整合性の検証、更に地理学観点からの補強も行い、多くの読者にその是非と今後の歴史論説の在り方を問う挑戦状でもある。
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