
おきざりにした悲しみは | 原田宗典 | 岩波書店
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著者:原田宗典 / 出版社:岩波書店 / 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 272頁
【内容】*版元サイトより
「おれはもうおじさんではなく、おじいさんだ」──様々な思いをおきざりにして生きてきた長坂誠、65歳。その運命の歯車が或る姉弟との出会いから動き出す。おきざりにされた者など、いない。生きていくかぎり、ささやかでも希望が生まれ、その旅は続いてゆくから。吉田拓郎の名曲にのせて贈る、昭和の香り漂う令和の物語。
■著者からのメッセージ
16歳の頃から、小説を書いてきました。いつの日か、水のような文体を手に入れたい。その文章で、生きているものを書いてみたい。それは、きっと励ましに満ちた物語で、読み終えた人の胸を一杯にするものになるはずだ。そんな小説を、いつか書き上げてみたい。それから50年、ようやくその夢がかないました。「おきざりにした悲しみは」は、僕にとって夢の小説です。どうぞ読んでみてください。
原田宗典
【著者プロフィール】
・原田宗典(はらだ・むねのり)
1959年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1984年に「おまえと暮らせない」ですばる文学賞佳作。主な著書に『スメル男』(講談社文庫)、『醜い花』(奥山民枝 絵、岩波書店、2008年)、『やや黄色い熱をおびた旅人』(岩波書店、2018年)、『乄太よ』(新潮社、2018年)、『メメント・モリ』(岩波現代文庫)、訳書にアルフレッド・テニスン『イノック・アーデン』(岩波書店、2006年)がある。
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