



【先行販売・4/18(金)締切】(ポストカード付)猫と鼠 | ギュンター・グラス | あいんしゅりっと【4/21頃発送】
¥2,640 税込
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2025年4月18日 23:59 に販売終了しました
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著者:ギュンター・グラス / 訳:髙本研一 / 解説:杵渕博樹 / 発行:あいんしゅりっと / 仕様:B6変形判 240ページ 並製
■5/1発売の新刊。4月20日頃から先行発売します。
■先行販売分にドイツ文学あるいはヨーロッパ絵画関連のポストカードをお付けします。画像はサンプルとなります。ランダムでの配布となりますので、ご了承ください。
【内容】*版元サイトより
第二次世界大戦の暗い影を落とす、バルト海に面した港町で暮らす少年たちの生き生きとしつつも、ちょっといびつな日常の物語。主人公と友人のマールケたちは沈没したポーランドの掃海艇に潜り、いろいろなものを引き上げてくる日々を送っていたが、やがて軍隊に加わり、戦争に関わっていくことに。
戦後の世界文学の最も偉大な作家の一人で、1999年ノーベル文学賞を受賞したギュンター・グラスの、初期を代表する「ダンツィヒ三部作」2作目の短編小説を刊行。
「ダンツィヒ三部作」はグラスの故郷ダンツィヒを舞台にした、自伝的要素が強い3作品のことで、有名な『ブリキの太鼓』は1作目にあたる。
本書は1977年集英社発行を底本に復刊し、書き下ろしの解説を追録。
【著者プロフィール】
<著者>
・ギュンター・グラス
第二次世界大戦後のドイツを代表する文学者。1999年にノーベル文学賞受賞。代表作に『ブリキの太鼓』『女ねずみ』『はてしなき荒野』などの小説のほか、戯曲や彫刻、版画なども多数。
1927年、バルト海沿いの港町ダンツィヒ(現ポーランド領グダニスク)で生まれ、子供時代を過ごす。1944年に召集され、武装親衛隊員となる(2006年発表の自叙伝『玉ねぎの皮をむきながら』で明らかにした)。終戦を米軍の捕虜としてむかえ、1946年に釈放後は農園を手伝うなどした後に、墓石店で働きながら美術大学で彫刻等を学び、詩や戯曲を書き始める。1958年に『ブリキの太鼓』で47年グループ賞を受賞、翌年に出版され、高い評価を受ける。『猫と鼠』『犬の年』は『ブリキの太鼓』とあわせて「ダンツィヒ三部作」と呼ばれる。政治にも関わり続け、ドイツ社会民主党の党員として選挙運動を積極的に行ない、『自明のことについて』などの評論集を発表する。他に『鈴蛙の呼び声』『私の一世紀』『蟹の横歩き』など。2015年4月13日死去。
<訳者>
・髙本研一
ドイツ文学者、翻訳家。1926年生まれ、東京大学文学部独文科卒業、東京都立大学名誉教授。ギュンター・グラスの翻訳者として著名で、『ブリキの太鼓』『猫と鼠』『蝸牛の日記から』『テルテクの出会い』のほかに『自明のことについて』『ひらめ』(以上2冊は宮原朗との共訳)『鈴蛙の呼び声』『女ねずみ』(以上2冊は依岡隆児との共訳)など多数翻訳。2010年死去。
<解説>
・杵渕博樹
東京女子大学現代教養学部教授 主な研究分野は戦後・現代ドイツ文学
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