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新宗教を問う | 島薗進 | 筑摩書房

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著者:島薗進 / 出版社:筑摩書房 / 新書判 320頁

【内容】*版元サイトより

創価学会、霊友会、大本、立正佼成会──。なぜ日本では新宗教がかくも大きな存在になったのか。新宗教から日本人の精神の根源に迫り、現代の救済のかたちを問う。

【目次】

新宗教とは何か
新宗教としての創価学会
創価学会―弾圧と戦後の変容
法華系の新宗教―霊友会系の新宗教教団
大本の誕生と背景
二度の大本事件
新宗教発展の社会背景
新宗教の思想と信仰
江戸時代に形づくられた発生基盤
明治維新期の新宗教の展開
救済宗教としての新宗教
現代日本人の宗教意識の変容
新宗教の後退とオウム真理教
新宗教と新宗教以後のスピリチュアリティ
「救い」にかわるものを求めて

【著者プロフィール】
・島薗進( しまぞの・すすむ )
1948年東京都生まれ。東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒業。現在、東京大学文学部・大学院人文社会系研究科宗教学・宗教史学研究室教授。主な研究領域は比較宗教運動論、近代日本宗教史、著書に『スピリチュアリティの興隆』(岩波書店)、『いのちの始まりの生命倫理』(春秋社)、『<癒す知>の系譜』(吉川弘文館)、『ポストモダンの新宗教』(東京堂出版)、『現代宗教の可能性』(岩波書店)、『精神世界のゆくえ』(東京堂出版)、『現代救済宗教論』(青弓社)など。編著に『何のための<宗教>か?』(青弓社)、『宗教学文献事典』(弘文堂)、『宗教学キーワード』(有斐閣)など多数がある。

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